3) 温___

おおまかにいえば、17~25℃が植物の生育に適した温度といえますが、植物によって違います。熱帯性の植物は摂氏30度以上でもよく成長します。また、パンジーや一部のプリムラのように、零下になって凍っても生きている植物もあります。

一般に植物は、生育温度を超えてもそれ以下でも休眠状態になるか、はなはだしい場合は枯死します。したがって温帯地域では、春と秋が植物の生長期です。

春と秋は花の多い季節ですが、春はやがてくる夏を予感して子孫を残しておこうと開花し、秋は厳しい冬に備え、身の危険を感じて開花するわけです。どうやら植物には日長と気温差を敏感にキャッチする精妙なセンサーが備わっているようです。

園芸では、一年草以外は、何年にもわたって栽培する植物が多く、夏越しと冬越しに配慮する機会も多いようです。夏は全般に涼しい環境をととのえてやり、冬は、耐寒温度に注意して、必要なら保温処置をします。

おおむね中部~北方ヨーロッパ原産の植物は寒冷を好んで高温に弱く、熱帯産のものは日照りにも強く耐寒温度が高いといえます。しかし、それらのものでも、最近は丈夫な品種が開発されたものも多くなってきました。