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海藻の有用性は欧米でも注目されており、有機農法に応用されています。国内では、農業でかなり知られており、当サイトでも2000年からご紹介してきましたが、園芸分野ではまだまだ広く知られているとは言えませんでした。ところが、近年、バラや種苗生産で利用されるケースが増えてきているのです。
海藻を使う目的は、ひとことでいえば、植物の生理活性化です。
このうちの 2. が主目的となります。特に生理活性化、つまり、植物の生命活動をより活発にするために通常の土壌肥料だけでは足りないものを補うことが目的で、生理機能を向上することで根茎葉の生育が促進され、養分の吸収がさらに効率よく行われるという相乗効果がねらいです。
海藻には植物の生命活動に必要な物質がほとんど含まれています。その成分は、三要素のNPK、炭水化物(水溶性食物繊維としての多糖類)、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、植物生長ホルモンなどで、これらが、天然の形でバランスよく含まれています。
植物に含まれている天然物質をそのままの形で吸収できるということは、中間的な化学反応を起こすことなく、直接、生理機能に作用する機会が多くなり、しかも不用物質の残留もきわめて少ないということです。また、ミネラルや植物ホルモンなどはごく微量で機能するため薄い濃度で与えることができ、散布による障害は発生しにくいのです。もちろんコストパフォーマンスもよいということになります。 植物に必要な栄養素などについての詳しい解説は、インフォグリーン園芸基礎講座「植物と栄養・初級~中級編」をごらんください。
播種期から収穫(観賞)期まで常時、使用されています。 10月は、播種・育苗、挿し木・挿し芽、株分けなどの繁殖や、球根の植付けの適期ですが、タイミングとしてはちょうどいい時期でしょう。夏の疲労や果実の収穫後における体力回復、夏の休眠を打破したあとの生育促進の意味でも、この時期の施用または葉面散布が効果的です。また、施設園芸や庭にミスト装置や自動灌水装置を設置している場合は、エキスを少量溶かしておくという方法も用いられています。 インフォグリーン園芸基礎講座「植物と栄養・初級~中級編」 (2001.10.1) |
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