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'08.1.8

アブラムシと寄生バチ

20080106Video農園芸においては代表的な吸汁性害虫とされているアブラムシ、そしてその天敵と言われている蜂の或る生態をビデオ収録しました。

自然界を静かに眺めていると、気づかねばならない生命体系の秩序や、また、重要な人間の過ちが、どんな小さな現象からも見つかります。

農産物の安定生産という目標のため、生産指導や流通体系に、どこかしら矛盾に満ちた経験が積み重ねられるうち、万物を産み出すはずの大地がしだいに荒廃するという痛手に、人類は会わざるをえなくなったのでした。すなわち、農薬や化学肥料への依存がよくないとわかっていても、慣習的に日常を送っているうちに、反省や改善は後回しにされてきました。何らかの作物が得られるうちは、人々は、いろいろな意味で「まだ」大丈夫と自分に言い聞かせてしまいます。そして、大事に至りさえしなければ、問題は放置されたままです。

「天敵利用(=天敵農薬)による無(減)農薬栽培」などが開発されたのは比較的近年で、高価であり、もちろん完全ではないと思いますが、発想としてはおもしろいものだと思いました。なぜなら、それは、その導入または開発の動機や効果がどうというよりも、自然の摂理への気付きの動機にもなると思ったからです。

じつは、仕事で天敵農薬の存在を初めて知ったとき、自然から技術を得る発想がおもしろいと関心したものです。その知識があったからこそ、今回、ビデオに収録したようなあまりにも興味深い現場に遭遇することができたのでした。

虚心に自然を見つめることで触れることのできる自然への驚きと、深い天の愛があると思うのです。それをいくばくかでもお伝えできないものかと思い、ささやかなこのビデオを公開致しました。

矢部完

2008.1.8公開
2017.11.18改

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